保護者グループLINEに思うこと。便利なツールとして使いたい。
『保護者グループLINE』
昨日、出かける前に情報番組『スッキリ』を見ていたら、保護者グループLINEの問題が取り上げられていた。
いや~。なんか大変そう・・・。
※この加藤さんの写真・・・いつの????笑
でもこれってLINEの問題なのだろうか?
少し前は公園デビューなんていう問題もありましたよね??
母親というのは自分自身の交友関係だけでなく、子供を介して何かに属する必要性が出てくるので、常にこういう問題が起こってくるんだろう。
父親が同じ状態に置かれたら、問題は起きないのだろうか?
息子達のグループLINEを見ていたって、結局言葉足らずだったり、表現足らずだったりして、問題が起こることがある。
パパさん達だって、グループLINEがあれば色々問題あると思ってしまうのは、私だけだろうか。
LINEはメールのように長い文章で説明不足だったりすることもあり、相手の声のトーンもわからず、表情もわからない。
だから、短いセンテンスで相手に伝えることが、大事なのだろう。
用件だけでいい。
特にグループLINEは。
私がグループLINEで気をつけている点
子供達が幼稚園、小学校、中学校など、また何らかのスクールやスポーツ少年団、子供会などに属すると、その関係で保護者のグループLINEがあるのは、今や普通のことだろう。
私もスポーツ少年団や、PTA役員、子供会などのグループに属していた。
正直いって・・・かなり便利ですよ。
いまさらグループLINEを禁止されたら反対に面倒・・・。
やっぱり使い方の問題なんだと思う・・・。
長男のが幼稚園や小学校の時はまだあまりLINEが浸透していなくて、なにか役員や係をやると、いちいち集まらなくてはいけなかった。
次男の時になると、ほとんどLINEをやってくれているので、集まらなくてもLINEで打ち合わせや相談ができてしまう。
ただ、私自身が複数のグループLINEを経験してきて、気をつけるようになったことがいくつかある。
今はそれを子供にも教えているので、書いておくことにする。
①自分から何かを発信するときは、「どうする?」とか曖昧なことではなく、きちんと具体的に話しを揚げる。
例えば、待ち合わせを決めるときなど・・・子供のグループを見ると
「明日、どうする?」
「どうしよっか?」
「何時に向こうに着けばいいんだっけ???」
・・・だらだらだらだらだらだら。
イラっ。
まぁ、子供だからそれは許そう・・・。
私だったら
「明日、〇〇駅に〇〇時にどう?」と具体的に決めて書きこむ。
人数が多いグループだといちいち「OK」とかもらっても面倒なので
「明日、〇〇駅に〇〇時にお願いします。」と決め打ち。
たまに
「明日、〇〇駅に〇〇時にお願いします。特に問題なければ返信不要♪」と書くことも。
もし、問題あれば
「△△時△△分のほうがいいと思うよー。」とか書いてもらればいい。
②基本は至急の返信を求めない。
グループLINEだと基本は連絡事項が多い。
連絡のたび、いちいち返信は必要ない。
少人数だと「OK」などのスタンプがあってもいいのだが、人数が多いと大変。
なので、①でも書いたが返信が必要ない場合は「返信不要♪」と発信者は書いてしまってかまわない。
グループLINEは通知を基本オフにしていると考えておいてもいいと思う。
返信が欲しいときは、欲しいと書く。
ハッキリしてくれると、他の人も反応しやすい。
③誰が既読したか知りたい時は、聞いてしまう。
「一応誰に伝わったか確認とりたいので、OK返信だけでもお願いしまーす」
と発信者はハッキリ書いてしまう。
既読は人数がわかっても、誰が既読したかまでは不明なので。
これはスポーツ少年団の雨で練習中止連絡で使った技。
中止連絡が伝わっていないと、子供が練習場に向かってしまう。
もし、ニアミスで向かってしまったなら、誰かが練習場まで行かなくてはならないので、誰が既読したのかすばやく知る必要があった。
OKする側も、「全員がOKしたら、うるさいかな?」とか考えてしまうので、発信者がどうした方がいいか指示してくれると助かる。
③意見が欲しい場合は、それも明確に書く。
「どうでしょう?」とか「だと思うんだけど」みたいなものは、返信しづらいこともある。
だったら、聞きたいことは具体的に聞いちゃいましょう。
全員に聞いてるのか、グループ内の誰かに聞きたいのか、わかりづらい時ってありますよね?もう、どんどんハッキリさせちゃいましょう。
アミダや日程調整なら必要ならLINEの機能を使ってもいいし、私は「伝助」を活用することもある。
アンケートのURLをトークやノートに貼り付けてしまえばいい。
私は発信者じゃなくても、話しがダラダラ煮詰まると、「このURLにアクセスして、まとめちゃいましょう。」と提案してしまう。
④あれ?と思ったときも、悶々としない。相手だってミスることもある。
例えば、〇日に集まる話で・・・みたいな話題があったとする。
そこで、〇日は私は行けないって言ったのに・・・泣。なんていう経験ありませんか?
そんなことで悶々としちゃダメですよ。
誰だってミスるんです。いじめとかじゃないかも知れない。
「〇日、私は行けません。泣。」って伝えましょう。
⑤微妙な内容は取り扱わない。
子供達には色々な問題がある。
スポーツ少年団では、試合に出る出ないの問題があったり、学校では子供のお友達関係で何かあったり。
そういう悩み、相談はグループLINEで扱う問題ではないと思っている。
書き手と読み手の受け取り方が違って、もめ事の原因になることがある。
個別に対応するか、電話や直接顔を合わせて話すことが大事。
結果、なんでもハッキリ。笑。表現は考えて。
ここまで揚げてきたら、なんでも「具体的に」「明確に」「ハッキリ」って書いていたことに気づいた・・・。
そう。グループLINEはそういう場。
ある意味、公共。
今回、番組で取り扱っていたのも「保護者グループLINE」。
そう。友達じゃないんだから。
色々な人がいて当たり前。
みなさん、優しいから
「キツイ言い方じゃないかな?」とか、「周りの人がなんて言うかな?」と気にしてしまうから曖昧な表現になって、反対にどんどん伝わりづらくなる。
『スッキリ』の中のインタビューでも「書き方をすごく考えてしまって疲れる」という意見があったけれど、それは別にLINEじゃなくても、会議でも学校の懇談会でも自分が公共の場で意見を言うときは言葉を選びますよね?
LINEは基本、仲がいい人との気軽なやりとりが多いから、なんとなくその区別がつきにくいのかも?
LINEと全く同じ機能で「まじめな連絡アプリ」なんていうツールでやりとりすると、LINEとの区分けができて、うまくいくのかも知れない・・・。
子供にも、グループLINEは表現を考えたほうがいいよ。とアドバイスをしている。
「いちいちそんなこと考えるの?」と言われるが、それも訓練。
公共の場で誤解されずに、明確に物事を伝えることはきっと社会に出たときだって必要。
そう考えると、子供がグループLINEを使いこなすのは悪いことでは無い。
何事も勉強。
感想。
保護者グループLINE。
便利なツールにするか、面倒なツールにするか。これも使い手次第だなぁ。
ハッキリ言えないから、面倒だったり困るんじゃない・・・っていう人の気持ちもわかる。
でも、ハッキリ言わないから、面倒だったり困るんじゃない・・・って思ってみては??
確かにちょっと困った人が、いない訳ではない。
けど、それはLINEだけの問題ではない・・・。
便利なツールとして使うには
ハッキリすることが大事。
マナーが大事。
思いやりが大事。
と思う。
くだらないおまけ。
普段、LINEはわかりやすくと子供に言っているのに、長男に私が怒られたやりとり。
↓↓↓
長男:「今日は塾に寄って帰るので遅くなる。」
私:「ただなり。」
長男:「は?」
私:「了解=り=李忠成=ただなり。」
※李忠成は横浜F・マリノスの選手です。
長男:「・・・しんど」
↓↓↓
まぁ、普段の私のLINEは、くだらなすぎる・・・。
でも、この「ただなり。」っていう返信。今の私のお気に入りです☺