ドラマ【3年A組-今から皆さんは、人質ですー】学生達に是非見てもらいたい。Let’s think!
子供と見ているドラマ。
『3年A組-今から皆さんは、人質です-』
まだドラマが始まってない時の番組宣伝で
「今から皆さんは・・・僕の人質です。」
このショッキングなセリフを聞き、最初は高校を舞台として繰り広げられる少し怖い学園ミステリーだと思って見始めた。
けれども、回を重ねるごとに感じるのは、このドラマはただの学園ミステリーではないなぁと。
『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は、昔の学園ドラマと切り口が違った今の時代の熱~いあつ~い学園ドラマだった!
イントロダクション
卒業まで残り10日。
3年A組の担任教師(菅田将暉)が急に生徒29人を人質として学校にたてこもった。
ここから最後の授業がはじまる。
最後の授業とは、学科の勉強ではなく、数ヶ月前に自殺した『ある1人の生徒の死の真相』について。
担任教師から毎回課題を出され、その問題を解かないと生徒を殺すと宣言したり、校舎を爆破するという・・・。
生徒達は恐怖に怯えながら、その課題に否応なしに向き合っていくことになる・・・。
ただの学園ミステリーではなかった。
事件の真相を考えていく中で、生徒達は自分達と向き合っていくことになる。
毎回課題を出されていくうちに、だんだんと自分で考えること、想像することを学んでいく。
〇〇をしたら、どうなるのか。相手はどう思うのか。自分はどうなっていくのか。
今の高校生たち、若者に訴えかけるような、そんな内容になっている。
犯人は誰なんだろう?というミステリー部分と、今の高校生に課題をつきつけるような学園ドラマ、もしくは社会派のドラマになっているように感じる。
学生達に是非見てもらいたい
ネタバレしないようにこの記事を書いているので、なかなか上手く伝えられないが、最近ニュースになっている不適切動画問題にも少し重なるようなシーンもある。
安易に動画を広めてしまう行為の危うさ。
高2長男、中1次男に、このドラマがどう映っているのかはわからないが、何かを感じ取ってほしいと願う。
菅田将暉さん演じる担任教師のセリフに「Let's think」というのがあるのだが、これが最初は恐怖の言葉だったが、今は心に響く。
そうだ。考えよう。
一歩踏みとどまって、考えよう。
主題歌 「生きる」/ザ・クロマニヨンズ
ドラマは笑えるシーンもあるが、基本的にはシリアス。
ただ、エンドロール部分は高校生らしく、学校生活を楽しんでいる写真が流れている。
そこで流れるのは、「生きる」/ザ・クロマニヨンズ。
ボーカル甲本ヒロトさん。ギター真島昌利さん。
・・・この主題歌を聴くと、ドラマ「はいすくーる落書」を思い出すのは私だけじゃないはず!!(年齢による・・・)
「はいすくーる落書」の主題歌は「TRAIN-TRAIN」/THE BLUE HEARTS。
パート2の主題歌は「情熱の薔薇」/THE BLUE HEARTS。
そう!主題歌で私は気づいたっ。
「はいすくーる落書」は当時、人気のあった熱血学園ドラマ・・・。
つまり、主題歌が最初からヒントをくれていたのだ!
『3年A組-今から皆さんは、人質です-』が熱い熱い熱血学園ドラマだということを~。
注:勝手な私の見解です😀
最終回が楽しみ!