クリスマスになると思い出す男の子
クリスマスになると、色々な曲が流れる。
有名な曲は沢山ある。
でも、私はなぜかクリスマスになると必ず思い出す曲があって、その中の主人公の男の子を思い出し、毎年心からその男の子の幸せを願う。
ただの歌に出てくる男の子のことなのに。自分でも笑える。
その曲を紹介する前に･･･
普通にクリスマスソングとして私が思い浮かべる曲は、学生時代の曲の方が多い。
その曲を聴くと映像が頭に流れ、フラッシュバックする感覚。
山下達郎「クリスマスイヴ」
JR東海のCMで牧瀬里穂さんが、プレゼントを持ってドキドキしている絵が浮かんでくる。深津絵里さんや広瀬すずさんもこの曲でCMに出てるんだけれども、私にとってはやっぱり牧瀬里穂さんのCMが一番鮮明に覚えている。
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マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」
ドラマ『29歳のクリスマス』は当時大学生だった私には大人なドラマだったのを覚えている。
山口智子さん、松下由樹さん、柳葉敏郎さんが主人公だったなぁ。
たしかキャピキャピの後輩の役には水野真紀さん。
懐かしい～。
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松任谷由実「恋人がサンタクロース」
映画『私をスキーに連れてって』は三上博史さんと原田知世さんが主役でスキー場が舞台となったラブストーリー。
映画に出てくるシーンを真似して、みんなでスキートレイン（？）何人かで連なって滑ったのを覚えている。
これが結構、難しかった。みんなで大ゴケ。
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竹内まりや「すてきなホリデイ」
クリスマスになると流れるケンタッキーのCMの曲。
ああ。クリスマスだなぁ、ケンタッキー食べたいなぁ。ケンタッキーに行かなきゃ。
と意識を完全に持っているかれる。
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そんなそうそうたる曲を押さえて気になる曲。それは
長渕剛「僕だけのメリークリスマス」
これを聞いたのは、私が聞いたのは小学生だったか中学生だったか。
私は周りが光GENJIなどのジャニーズファンが多かった中、しぶーく長渕剛が好きだった。
アルバム『HEAVY GAUGE』に収録されているこの曲は、これをピアノで長渕剛が弾き語りをする姿がとても印象的だった。
この曲の作詞 松井五郎さん。
映像も探したけれど、長渕さん本人が歌っている映像は見つけられなかった。
声の感じもきっと今の長渕剛しか知らない人は、びっくりするかも。
是非、歌詞だけでも読んでもらえると嬉しい。
100cmのもみの木に 背が届いた年の冬
ママとふたりのこの家にあのひとはやって来た
肩に積もった粉雪を はらう手はその次に
握手を知らない僕の手のひら あたためてくれた
キャンドルに灯をつけて 食べ物が運ばれて
ママはいつもより綺麗で それは絵本をひらいたように
メリークリスマス メリークリスマス
メリークリスマス for me!壁に飾った サンタクロースは 授業で書いたママの顔
髭はおかしいと友達に笑われたけど しようがない
あのひとはその絵をほめて 僕を抱きかかえてくれた
首にさげた鍵をとるとベッドまでゆらゆらゆらり
パジャマに着がえて 靴下をたしかめて
キスはとてもやさしくて それはパパを思い出すくらいに
メリークリスマス メリークリスマス
メリークリスマス for me!窓をふちどる雪灯り遠くで 鐘の音がきこえる
一日が眠りかけたとき ひとつ不思議をみつけた
それはスプーンおとして もぐりこんだテーブルの下
ママが あのひとの手を握りしめていたこと
クリスマスが終わっても あのひとが家にいて
ママがいつもいつも綺麗で それが夢でありませんように
メリークリスマス メリークリスマス
メリークリスマス for me!
メリークリスマス メリークリスマス
メリークリスマス for me!
メリークリスマス メリークリスマス
メリークリスマス for me!
この主人公の男の子は、今どうなったかな。
男の子のお母さんは今でも笑っているかな。
そして男の子も笑っているかな。
メリークリスマス。
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